【ストーリー】 科学の進歩で老化を解決した近未来。人間の
成長は25歳で止まり、そこから残される余命は約23時間…
時間が通貨として運用される社会。富裕層は寿命を気にしな
くていいが、貧しい人々は寿命を延ばすために働き続ける…
斬新な発想!時間に支配された格差社会を描く、アクション・
サスペンス。スラムに住む貧しい青年のウィル(ジャスティン・
ティンバーレイク)は時間と引き換えに裕福な男性を殺害した
無実の罪を掛けられ、追われる身になっちゃうみたいな話し。
ザックリ感想! 「斬新な発想」が悪い方向に出てる。無理な
設定が多い… ストーリーの進展をうまく見せるためか後付
けされたかの様な物価の上昇と物の価値感が理解しにくい。
コーヒー4分、バス運賃・2時間、家賃・36時間って?う~ん?
ツッコミどころ満載!でも、粗探しばかりも何だから良い所も
思い出す… あっ、そうそう冒頭。スラムにヘンリー・ハミルトン
という裕福な男が現れる。彼のボディ・クロック(全ての人間が
腕に設置され自分の余命を知る為の時計)は、116年以上も
ある。要はこの男、裕福が故に生き続けられる人生に絶望し
てしまった人。そのヘンリーが貧しいウィルに問いかける…
「100年の寿命があったら?」、「自分は時間を無駄にしない」
そこに何か感じたのか、ヘンリーは自分の時間を5分だけ残
し残りの全てをウィルに譲渡。しばし余韻に浸り、死んでいく。
ここが一番、印象的だったかな。「何かが良くなっても決して
全ての人が幸せだとは限らない」そんな作り手のメッセージが
伝わってきたから。あとは特になし!この価値観をどう?捉え
るか?! お金と時間に余裕のある方は是非、劇場で!!!
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