「 このたびの熊本地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。」


2012年3月2日金曜日

TIME/タイム

【ストーリー】 科学の進歩で老化を解決した近未来。人間の
成長は25歳で止まり、そこから残される余命は約23時間…
時間が通貨として運用される社会。富裕層は寿命を気にしな
くていいが、貧しい人々は寿命を延ばすために働き続ける…

斬新な発想!時間に支配された格差社会を描く、アクション・
サスペンス。スラムに住む貧しい青年のウィル(ジャスティン・
ティンバーレイク)は時間と引き換えに裕福な男性を殺害した
無実の罪を掛けられ、追われる身になっちゃうみたいな話し。

ザックリ感想! 「斬新な発想」が悪い方向に出てる。無理な
設定が多い… ストーリーの進展をうまく見せるためか後付
けされたかの様な物価の上昇と物の価値感が理解しにくい。
コーヒー4分、バス運賃・2時間、家賃・36時間って?う~ん?

ツッコミどころ満載!でも、粗探しばかりも何だから良い所も
思い出す… あっ、そうそう冒頭。スラムにヘンリー・ハミルトン
という裕福な男が現れる。彼のボディ・クロック(全ての人間が
腕に設置され自分の余命を知る為の時計)は、116年以上も
ある。要はこの男、裕福が故に生き続けられる人生に絶望し
てしまった人。そのヘンリーが貧しいウィルに問いかける…
「100年の寿命があったら?」、「自分は時間を無駄にしない」
そこに何か感じたのか、ヘンリーは自分の時間を5分だけ残
し残りの全てをウィルに譲渡。しばし余韻に浸り、死んでいく。

ここが一番、印象的だったかな。「何かが良くなっても決して
全ての人が幸せだとは限らない」そんな作り手のメッセージが
伝わってきたから。あとは特になし!この価値観をどう?捉え
るか?! お金と時間に余裕のある方は是非、劇場で!!!

0 件のコメント:

コメントを投稿