「 このたびの熊本地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。」


2012年8月5日日曜日

ダークナイト

【ストーリー】 ゴッサム・シティに姿を現した凶悪犯ジョーカー。
警察をあざ笑い、白昼堂々と銀行強盗をやって姿を消した…
一方、バットマンは平和のために日夜、悪と戦い続けていた
が、いくら戦っても何も変わらない。そこでウェインはゴードン
警部や新任の地方検事ハービー・デントと協力し、マフィア達
の資金摘発に成功。 だが、再び現れたジョーカーの犯罪が
エスカレート、バットマンとの壮絶な戦いが始まるのだった…

ライジングの興奮も今だ冷めてないが、どうしても最凶の悪が
観たくなって2作目を鑑賞。シリーズものは、1作目を超えられ
ないと言われるが、それを覆したのは紛れもなく「ジョーカー」
の存在だった。演じたのは、ヒース・レジャー。撮影後に急逝
するも、その演技が絶賛され、アカデミー賞で助演男優賞を
受賞。 結果が物語っているように、この「悪」は史上最強だ。

でも強いとは違う「最凶」。何回観ても背筋が凍る、あの卑劣
さ。そして独特な喋り方と笑い… まるでゲームを楽しむかの
ような犯行の数々には鳥肌が立つ。言葉巧みに人を操るの
が上手く、観ているほうも知らず知らずに引き込まれていく。
当然、ストーリーの上でも、ほとんどの登場人物がジョーカー
に操られ、その世界に引き込まれる。真のヒーローとは何?
バットマンとなるブルース・ウェインすら善と悪の狭間で葛藤、
正義が全てだった検事デントが憎悪から、トゥーフェイスに…

この作品にはハッピーエンドがない。人間の本質や秩序など
本当の正義はあるのか? そんな事を問われる深~い作品。
見所はそれだけじゃない! 街を駆け抜ける、バットポッドや
バットモービルなどの乗り物や特殊な武器、随所に見られる
華麗なアクション、そしてウェインを支える側近のアルフレッド
(マイケル・ケイン)や、フォックス(モーガン・フリーマン)らの
名演技。上げていけばキリがない。ラストは無実の罪を被り、
バットマンは文字通り「闇の騎士」となる… そしてジョーカー
は完全勝利する。これ程、練りに練られた質の高いアメコミ
映画は他に無い。何度、観ても飽きる事のない最高傑作だ。

2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    私もこの作品、大好きです。
    ライジングを観に行く前に復習していったのですが、もう1度見たくなってまた見てしまいました。
    ヒース・レジャーの急逝が本当に悔やまれます。
    あの蛇のような舌使いと崩れたメイク、少し上がった肩。
    最凶なのになぜか嫌悪感はないんですよね。
    そこがヒースのすごいところなんだと思います。

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  2. toshiさん

    こんにちは!大好きな作品について、こうして
    共通な話題で話しが出来る事、とても嬉しいです。

    実は私も行く前に1度観たのですが帰ってきてから、
    また観てしまいました。やっぱりヒース・レジャーは
    凄い!この演技はこれからも語り継がれるでしょう…

    >最凶なのになぜか嫌悪感はない toshiさんの言う
    通りだと思います!そこが最大の魅力なんでしょうね。
    こういった俳優さんが今後も出て来る事に期待です!

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