【ストーリー】 ゴッサム・シティに姿を現した凶悪犯ジョーカー。
警察をあざ笑い、白昼堂々と銀行強盗をやって姿を消した…
一方、バットマンは平和のために日夜、悪と戦い続けていた
が、いくら戦っても何も変わらない。そこでウェインはゴードン
警部や新任の地方検事ハービー・デントと協力し、マフィア達
の資金摘発に成功。 だが、再び現れたジョーカーの犯罪が
エスカレート、バットマンとの壮絶な戦いが始まるのだった…
ライジングの興奮も今だ冷めてないが、どうしても最凶の悪が
観たくなって2作目を鑑賞。シリーズものは、1作目を超えられ
ないと言われるが、それを覆したのは紛れもなく「ジョーカー」
の存在だった。演じたのは、ヒース・レジャー。撮影後に急逝
するも、その演技が絶賛され、アカデミー賞で助演男優賞を
受賞。 結果が物語っているように、この「悪」は史上最強だ。
でも強いとは違う「最凶」。何回観ても背筋が凍る、あの卑劣
さ。そして独特な喋り方と笑い… まるでゲームを楽しむかの
ような犯行の数々には鳥肌が立つ。言葉巧みに人を操るの
が上手く、観ているほうも知らず知らずに引き込まれていく。
当然、ストーリーの上でも、ほとんどの登場人物がジョーカー
に操られ、その世界に引き込まれる。真のヒーローとは何?
バットマンとなるブルース・ウェインすら善と悪の狭間で葛藤、
正義が全てだった検事デントが憎悪から、トゥーフェイスに…
この作品にはハッピーエンドがない。人間の本質や秩序など
本当の正義はあるのか? そんな事を問われる深~い作品。
見所はそれだけじゃない! 街を駆け抜ける、バットポッドや
バットモービルなどの乗り物や特殊な武器、随所に見られる
華麗なアクション、そしてウェインを支える側近のアルフレッド
(マイケル・ケイン)や、フォックス(モーガン・フリーマン)らの
名演技。上げていけばキリがない。ラストは無実の罪を被り、
バットマンは文字通り「闇の騎士」となる… そしてジョーカー
は完全勝利する。これ程、練りに練られた質の高いアメコミ
映画は他に無い。何度、観ても飽きる事のない最高傑作だ。
こんにちは!
返信削除私もこの作品、大好きです。
ライジングを観に行く前に復習していったのですが、もう1度見たくなってまた見てしまいました。
ヒース・レジャーの急逝が本当に悔やまれます。
あの蛇のような舌使いと崩れたメイク、少し上がった肩。
最凶なのになぜか嫌悪感はないんですよね。
そこがヒースのすごいところなんだと思います。
toshiさん
返信削除こんにちは!大好きな作品について、こうして
共通な話題で話しが出来る事、とても嬉しいです。
実は私も行く前に1度観たのですが帰ってきてから、
また観てしまいました。やっぱりヒース・レジャーは
凄い!この演技はこれからも語り継がれるでしょう…
>最凶なのになぜか嫌悪感はない toshiさんの言う
通りだと思います!そこが最大の魅力なんでしょうね。
こういった俳優さんが今後も出て来る事に期待です!