【ストーリー】
登山家のアーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)はロック
クライミング中に落石事故で右腕を断崖に挟まれたまま身動
きが取れなくなってしまう。助けも呼べず、5日間が過ぎ、命も
尽き果てようというとき、アーロンは自身にある決断を下す…
公開初日に鑑賞して来た。この作品は映画化される前から
知っていた話しだったので、迷ったが本当に観て良かった。
ストーリーを読むだけで、結末が分かってしまう。そう最終的
には苦渋の決断で自らの腕を生きる為に切断するのです。
そこに至るまでの127時間を描く訳ですが、主人公の希望や
絶望、焦り、怒りが手に取る様に伝わってきます。過去の
思い出や両親への想いが、頭の中を駆けめぐる… 生死の
狭間を行き来する、極限の心理状態には緊張の連続です。
特にアーロンが「生きる為の決断」をし、実行に移すシーン
は壮絶… でも、このシーンは目をそらさないで観て欲しい。
とても残酷ではあるが、それが、この作品を観た人達への
最大のメッセージだと思うから。「何があっても諦めない…」
「前向きに、がむしゃらに、絶対に生き続けてみせる!」
そんな力強い生命力を感じた時、思わず涙が出てきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿