「 このたびの熊本地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。」


2011年6月18日土曜日

127時間

【ストーリー】
登山家のアーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)はロック
クライミング中に落石事故で右腕を断崖に挟まれたまま身動
きが取れなくなってしまう。助けも呼べず、5日間が過ぎ、命も
尽き果てようというとき、アーロンは自身にある決断を下す…

公開初日に鑑賞して来た。この作品は映画化される前から
知っていた話しだったので、迷ったが本当に観て良かった。
ストーリーを読むだけで、結末が分かってしまう。そう最終的
には苦渋の決断で自らの腕を生きる為に切断するのです。

そこに至るまでの127時間を描く訳ですが、主人公の希望や
絶望、焦り、怒りが手に取る様に伝わってきます。過去の
思い出や両親への想いが、頭の中を駆けめぐる… 生死の
狭間を行き来する、極限の心理状態には緊張の連続です。

特にアーロンが「生きる為の決断」をし、実行に移すシーン
は壮絶… でも、このシーンは目をそらさないで観て欲しい。
とても残酷ではあるが、それが、この作品を観た人達への
最大のメッセージだと思うから。「何があっても諦めない…」

「前向きに、がむしゃらに、絶対に生き続けてみせる!」
そんな力強い生命力を感じた時、思わず涙が出てきました。

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