SPACE BATTLESHIP ヤマト ②

【ストーリー】
西暦2199年、謎の敵・ガミラスによって、人類は存亡の
危機に… 人類の大半は死滅し、生き残った者も
地下生活を送っていた。ある日、地球へカプセルが落下。
それは惑星イスカンダルからの通信カプセル。イスカンダルに
行けば、放射能浄化装置があるという。人類は最後の希望を
乗せ、宇宙戦艦ヤマトと共にイスカンダルを目指して旅立つ。

ヤマトの実写化… 正直、どこまで出来るのか？と思ってたが、
見事に実写化してましたよ！　小道具などに多少の不満は
あったものの、全編に渡るVFXは海外に引けをとらない？
映像でした。 もっと莫大な制作費があれば完璧でしょう。
邦画でも、「やれば出来る」というだけでも、見る価値はある。

でも残念なのは「ストーリー」の進行かな… 何せ上映時間は
2時間だから、その中に全てを詰め込むのは無理な話し。
その為か、次から次へと展開が速すぎで当然、内容は薄く
なり感動も半減… ここをクリアできれば、もっと完璧だった。

賛否両論だったキャスト、古代 進の木村 拓哉や森 雪の
黒木メイサは個人的には、とても良かったですよ。
別に全てを真似る必要もないし現代風でこれも有かなと。

最後に見所。今回、一番の「ヤマト愛」を観せてくれた
柳葉敏郎の「真田」にかける熱意。これは間違いなく本物だ！
好き嫌いがハッキリする作品、期待しないで観ると「◎」です。