「 このたびの熊本地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。」


2011年4月29日金曜日

エンジェルウォーズ

【ストーリー】
遺産相続が原因で、義父から妹を奪われた、ベイビードール
(エミリー・ブラウニング)は、精神不安定という理由で施設に
入れられる。そこに待っていたのは暗い現実。彼女は自由を
求め生きて帰る為に脱出を決意。戦うことを選ぶのだった…

予定通り、エンジェルウォーズ鑑賞してきました!第一印象、
日本向けに作られた映画?主人公のベイビードールの姿は
セクシーなセーラー服に日本刀。海外でも制服は人気なの?

物語は、かなり暗~い内容だけど、しっかりと考えられてる。
戦闘シーンの映像も申し分なくクオリティーの高い出来です。
それぞれが悲しい過去を持つ個性的な踊り子(娼婦)たち…
自由に賛同する仲間が5人集結し、彼女たちは戦いに挑む。

と、ここまでは順調。でも考えさせられるのは、ここからです!
「想像で世界を変える」ベイビードールは客の前で踊っている
最中の時だけ頭の中で、「空想の戦い」を繰り広げるのです。

現実と想像を行ったり来たり… まるでテレビゲームをしてる
よう。自由を得る為には5つのアイテムが必要。地図、火、鍵
、ナイフ、そして最後のアイテムは謎。その謎を解いた時に
自由は訪れる。時折、現れるワイズマン(スコット・グレン) の
助けを受け、彼女たちは生き残る為にミッションを遂行する。

「謎のアイテム」ここの解釈はご自由に!作り手側のそんな
メッセージが強く感じられる作品だった。 結論から言うと、
ハッピーエンドでは終わらない… よ~く理解しないと分かり
にくいです。私的には最終アイテムは「自分」という風に解釈
してみました。何かを変えるには、まず自分から…違うかな?
本当の自由?今の世の中に問いかける深~い物語でした。

とにかく、ザック・スナイダー監督のヴィジュアル感には毎度、
度肝を抜かれる!今作に関しては、賛否両論ある様ですが
先の読めない展開、予想を裏切るラスト。観る価値ありです。

4 件のコメント:

  1. 映画館でパネル広告を見ました。どんな映画かなと思っていましたが、ちょっと私には英語だし難しそう。
    このグループの中のアジア顔をした女の子は確か映画のドラゴンボールにでていませんでしたか?

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  2. Rumiko さん

    この映画、内容やストーリーの良し悪しは
    別として、あまりセリフの多くない作品だったので
    ほとんど英語の分からない私でも単語を少しでも
    拾えれば、あとは映像で何を言っているか位の
    ニュアンスを感じる事が出来たので、Rumikoさん
    だったら全然、大丈夫だと思いますよ。

    ちなみに、アンバー役のジェイミー・チャンですが
    よく気付きましたね!言われるまで分からなかった。
    確かに「DRAGONBALL EVOLUTION」のチチ役で
    主演しています。あまりにも、あの映画酷かったので
    記憶から、すっかり完全消去されていました!(笑)

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  3. あはは(笑)。確かに私も不満に終わりました。

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  4. Rumiko さん

    やっぱり、そうですよね!
    日本人として、あの「ドラゴンボール」を
    許せる人は誰一人としていないでしょう。

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